こんばんは!詩佳です。
また痛ましい事件が起きてしまいました。
仙台市で起きた、小学2年生の娘へのいじめを苦に母子が無理心中をした事件についてです。
残されたお父様の心中は計り知れません。
※あくまで私の経験も踏まえた記事内容になります。
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どうしてこのような事件が起こってしまったのか
まず、”いじめ”が完全になくなる事は無いと思っています。
先生もずっと一緒に居られる訳ではないし、子供も先生の前ではしないですよね。
それから無自覚で”いじめ”をしている場合もあります。(相手の受け取り方で変わってくる場合もあるので。)
学校は”いじめ”を把握していたのに、どうしてこのような結果になってしまったのでしょうか。
小学2年生の子供が「しにたいよ」ってメモを残すなんて、余程の事だと思います。
ご両親は担任の先生にも相談し、校長先生も把握していたにも関わらず、学校側がちゃんと対応出来ていなかった事に問題があると思います。
”どう指導したか定かではない”という記述がありますが、うちの時と一緒ですね。
学校側は「直ぐに対応します。」とは言うものの、『いつ』『どういう対応をしたか』『どういう結果になったか』の報告が全然ありませんでした。
こちらから問い合わせると、「やっていません。」と平気で言います。
時間が経ってしまうと記憶も曖昧になってしまうし、分かった時点での迅速な対応が重要だと思いました。
『マニュアル』とは一体何なのでしょうか?
”いじめ”はいつも同じ内容とは限らないし、『マニュアル』で解決出来るとは思えません。
市教委は何をしていた?
お父様の会見では「学校からも市教委からもさじを投げられ絶望しておりました。」とありますが、記事には市教委がどういう対応をしたかは書かれていません。
どういう対応をしていたのかが気になる所です。
市教委は色々な情報を持っているはずなので、”学校に登校する”以外の解決方法も提示出来たはずです。
なぜ学校に行き続けたのか、他の方法を話し合わなかったのか疑問です。
学校に行く事が全てではありません
学校に行かなければならないという事はありません。
子供が辛いのであれば、休ませてあげて下さい。
学校じゃなくても勉強は出来ます。
お友だちも出来ます。
スクールカウンセリングや市のカウンセリングは利用していますか?
転校してもいい、適応指導教室へ行ってもいい、将来自立出来れば、その過程はどうでもいいんです。(どうでもいいというのは語弊があるかも知れませんが。)
子供心療科に連れて行ってあげて下さい。
息子が通っている病院は、市教委に言ってくれたりもします。
多くの人と接点を持つのはいい事です。
親もカウンセリングが必要です
そして、必要なら親もカウンセリングを受けるべきです。(私も受けています。)
話しを聞いてもらうだけでも心が軽くなりますし、子供の接し方など、アドバイスも貰えます。
そうする事で、違う角度から見る事が出来るようになったり、気付く事もあります。
色々な対処法がある事が分かると、希望が出てきます。
痛ましい事件が無くなりますように。
※全ての学校・市教委がこういう対応を取っている訳ではありません。
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